フルオレン誘導体・光学樹脂
弊社で長年培ってきた石炭化学の技術を基に、光学特性や耐熱性に優れたフルオレン誘導体を、 液晶ディスプレイ、携帯用カメラレンズ、半導体関連材料として発展させています。
フルオレンはコールタールに含まれる成分の一つです。フルオレンに各種ベンゼン環を結合させると、カルド構造と呼ばれる立体配置を持ったフルオレン誘導体が得られます。このカルド構造は、多数の芳香環を有するため、高屈折率、高耐熱性を示し、さらに各芳香環がそれぞれ異なる向きに面するため、光学的異方性を打ち消して低複屈折となります。弊社では、種々のフルオレン誘導体を提供しています。ポリエステルはデジタルカメラ用レンズに、アクリレートは、各種液晶用フィルムなどに、そして、エポキシは、熱硬化樹脂用途に使用されています。
基本構造(カルド構造)
フルオレン誘導体 商品群 | |
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モノマー(ビスフェノール、ビスアルコール、ビスアミン) | 樹脂原料 |
光学用ポリエステル樹脂(OKP) | 射出成型・フィルム原料 |
アクリレート | 光硬化性樹脂 |
エポキシ:熱硬化樹脂用途 | 熱硬化性樹脂 |
シランカップリング剤 |